母の所有する株は、7~8年前くらいに、母の申し出により私や家族に贈与された。けれど、その時に漏れていた株が3件ほどあり、1件の配当金は母の口座に振り込まれ、2件は郵便為替で受け取っている。どれも千円以下の配当金で、その中に20年前に亡くなった父名義のものもある。
株や預貯金の、相続の事務手続きの煩雑さは、かなりのものだと聞いているので、まず、母の通帳は1つにしておきたい。現在わずかな配当金のみが振り込まれている口座を、母の取引通帳の口座に変更すれば、母の通帳は1つになる。早速、証券会社に電話し、振込口座の変更届けを送って貰った。
将来、株の相続となると手続きが本当に大変なので、ネットで調べてみたところ、生前に名義書換をしたら、必要書類は1枚でいいらしい。相続だと被相続人の生まれてから死亡するまでの戸籍謄本やすべての相続人がわかる書類とすべての相続人の印鑑証明が必要となる。3件あったら当然書類も3倍必要。
今すぐでなくても、近い将来に名義書換をしておきたい。
問題は亡父名義のもの。わずか数百円の配当金なのに…。売却して処分するにしても、一度相続してからの売却になるらしい。相続人は母と兄と私。兄と私はともかく、母の印鑑証明は、もう、手続きは無理だと思う。今はこのままにしておくしかないかな。